「何が」ではなく「なぜ」を、「歴史用語の多さ」ではなく「その関係性」を大切に。

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イスラム芸術

 イスラム教が普及した領域は、古典古代文明が興った地域が多かった。

 

 そのため現地の伝統的な文化や芸術とアラブ・イスラム教の文物が融合し、豊かな文学作品や美術品が生まれた

 

 中世におけるイスラム教は寛容だったため、イスラム教の教えに反するものでないかぎり、自由な想像力による創造がなされた。

 

 また詩を中心とする文学は、後のヨーロッパにも影響をおよぼした。

 

 そうした一連の文化を、見ていく。

イスラム詩

 イスラム世界においては、がたいへんに発達した。

 

 それはやはり、『コーラン』に使われているアラビア語によるものが多かったが、古典文化の伝統をもつペルシャではペルシャ語による作品が多数、書かれた

 

 有名なものはペルシャ人で、数学や天文学にもつうじた、ウマル・ハイヤームによる『ルバイヤート』である。

 

 イスラム文学の詩は、アラビア語のものであれ、ペルシャ語のものであれ、内容以上にを重視しているものが多い

 

 その理由はやはり、「F.コーラン(クルアーン)の構造に見る、ムスリムの行動原理」のページにおける、「『少年の教化』。それがイスラム教の本質的な教え」の章で述べたとおりである。

 

 まずもってイスラム教とは中世の宗教であり、そして中世〉とは、人類にとっての少年期だからである。

 

 『コーラン』が話し言葉による、信者に対する一方的な教化を志向する書物であるように、イスラムの詩もまた、音を大切にするのである。

 

 つまり目で読んだ概念以上に耳で聴いた感覚のほうが重要視されるのだ。

 

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コーランの音読会
借用元 http://www.geocities.jp/msakurakoji/500Westasia/526Istanbur3/P01.htm

 

 くわえてイスラム詩には、宗教的な高揚感を、酒や恋の感情に仮託し、神秘主義(スーフィズム)的に表現するものもある。

 

 こうした描写は、近代西洋や中国、日本の詩にはほとんど見られないものである。

 

 この点はやはり、イスラム教とは「少年の宗教」であるため、身の回りにある現実的なものを直接に最高唯一神〉に対する信心に結びつけるためである

 

 なぜなら“少年”とは、抽象的な概念を理解できないため実際的なものをそのまま、崇高な理念として解釈するからだ。

 

またこうした点こそ、イスラム教が〈聖俗一致〉の宗教である所以である。

 

 ちなみに中世のイスラム世界では、〈少年愛〉が大流行し、その想いが詩で表現された。

 

 こうした現象などは、中世の人間における認識レベルが“少年”であるため生じたものと解釈することもできる。

 

 なぜなら一般に“少年”とは、肉体・精神、両者とも“”が未分化状態にある。

 

よって少年は“同性”を、大人が異性を愛するように好きになる、ということもあるからだ。

 

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イスラムの少年愛
借用元 http://www.wikiwand.com/ja/イスラーム世界の少年愛

 

 

イスラム旅行記

 イスラム教はユーラシアからアフリカまで、広域を支配したため、当然に旅行者は移動がしやすかった

 

 よってイスラム世界からは、幾人かの旅人が旅行記を発表した。

 

 そのなかでもっとも有名なのは、イブン・バットゥータである。

 

 バットゥータは『三大陸周遊記』を著し、その著作は後の近代ヨーロッパで、当時の交易ルート等を正確に表すものとして評価された。

 

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イブン・バトゥータがたどった旅路
借用元 http://yamatake19.exblog.jp/14957054/

 

 また中世イスラム世界において、最大の学者とされる人物にイブン・ハルドゥーンがいる。

 

 ハルドゥーンは歴史や社会科学全般に精通していたが、彼も 9 年間にわたりイスラム教圏内の国々を放浪し、見聞を広めた。

 

 その成果が、『世界史序説』をはじめとする彼の著作に反映されている。

他のイスラム文学

 またそうした広範囲におよぶ地域を統治したため、イスラム教徒は各地域のさまざまな伝承を収集することができた。

 

 その結果として生まれたのが、『千夜一夜物語アラビアン・ナイト)』である。

 

 『千夜一夜物語』のストーリーは、ある宮廷に仕える大臣の娘が、宮廷の王に毎晩、珍奇な物語を語るというものである。

 

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『千夜一夜物語』における、「語り」の箇所
借用元 http://nekonohige.minmike.com/arabian_night.html

 

 『千夜一夜物語』は当初、現在のものほどのボリュームはなかった。

 

 これはアンソロジーであり、何百年にもわたり何百人もの人間の手にかかりながら、物語は膨らんでいったのである。

 

 ところで『千夜一夜物語』には、興味深い特徴がある。

 

 それはこの作品そのものにせよ、あるいはそのなかで紹介されている個々の物語にせよ、いわゆる“オチ”がない点である。

 

 つまり話自体は展開されるにせよ、ストーリーの〈起承転結〉における“”がないのだ。

 

 これはいったい、何を意味するのだろうか?

 

 この点は、『千夜一夜物語』は〈中世〉の作品ということである。

 

 〈中世〉とは、〈古代〉と〈近代〉の媒介として意味をもつ。

 

 これを逆に言えば、〈中世〉という時代はあくまで過渡期でありここに完結性はない

 

 よって古代や近代に書かれた物語と異なり、“オチ”はつかないのである。

 

 このことは、イスラム教の教典、『コーラン(クルアーン)』にも同様のことが言える。

 

 『コーラン』は、えんえんと〈アッラー〉の教えが一人称で述べられるのみで、全体としてのストーリー性、および締めくくりの“オチ”がない。

 

 この点が、キリスト教やユダヤ教の教典、『聖書』とは、おおきく違っているところである。

なぜ、イスラム文学に“小説”はないのか

 豊かな内容を誇るイスラム文学であるが、そのなかには「散文による叙述物語」、いわゆる“小説”は、ほとんど見つからない。

 

 これは、どうしたことであろうか?

 

 まず西洋の歴史においては、先に“大説”があり、次いで“小説”が現れた。

 

 “大説”とは、天下国家や政治など、大きな観点から“”を語るものである。

 

 代表作として、マキャヴェリの『君主論』などがある。

 

 これに反し、“小説”は個人的な心情や出来事、すなわち“”を記すものである。

 

 西洋における“小説”の起源は、17 世紀初頭に書かれたセルバンデスの『ドン・キホーテ』とされる。

 

 ではそもそもなぜ、“小説”は誕生したのか?

 

 それは人類が“自我”をもったため、認識に“本音”と“建前”が生じたからである。

 

 ここを簡単に述べると、まず人は子供であるほど認識は単一的である。

 

 つまりは“本音”しかない。

 

 またこの“本音”は、あくまで社会や保護者に庇護されたうえで成り立つものであるから、「本当の自分」ではない。

 

 したがって「少年の本音」とは、彼を取りまく社会と一体化したものでしかないのだ。

 

 ところが思春期を経て大人になっていくと、人には“社会性”を身につける必然性から、認識の分裂が始まる。

 

 それが「自分の元来的認識=“本音”」と、「社会的認識=“建前”」である。

 

 人間は自分ひとりの力で生きていくため、この分離した 2 つの認識を使い分ける必要が発生する

 

 よって人は、思春期以降になってはじめて“本音”が明確化され問題となるのである

 

 だからこそ、個人で言えば“思春期”にあたる“近世”になり、西洋人は個的な課題を真剣に考察するようになったのだ。

 

 その成果のひとつが、「小説の発明」である。

 

 こう考えると、なぜイスラム教は“小説”を生み出さなかったかがわかる。

 

 イスラム教が繁栄した〈中世〉は、「人類の少年期」であるため、「“個”のあり方」が問題とならなかったのである

 

 だから個人の認識は、「イスラム社会(ウンマ)」という共同体のなかに埋没しているのが通常であり、またそれで充分だったのだ。

 

 

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管理人 水無川 流也