
○曰く、敢えて死を問う。曰く、未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん−『論語』
(弟子が孔子に、死について尋ねた。孔子はそれについて、「自分はまだ“生”もよく知らないのだから、"死”などわかろうはずもない」と答えた。)
四大文明とは?
これまで説明してきたメソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明にくわえ、今回、紹介する黄河文明を合わせたものが、一般に「四大文明」と呼ばれる。
いずれも大河のふもとで栄えた古代文明だ。
じつはこの「四大文明」という概念自体、現代の史学界では疑問視されている。
というのは、「『四大文明』と同時代に、大きな河のそばで農耕・牧畜により繁栄した文明」ならば、世界中、他の地域でも見つかるからだ。
しかしとりあえず、規模の大きさという観点から便宜的に、当サイトでは四大文明のひとつとして〈黄河文明〉を取り上げる。
中華文明形成の過程
ところが中国内陸部には黄河のほかに、もうひとつ巨大な河がある。長江である。
現在わかっていることは、黄河文明よりも数千年早く、長江に文明が成立していたことである。
また長江や黄河以外でも前史時代の中国内部には、小さな文明圏が複数存在していた。
ではなぜ、黄河文明が中国における古代文明の象徴のように考えられているのか。
その理由は、実在のものも伝説上のものもふくめ、中国最古の国家が黄河流域にあったからである。〈周〉や〈殷〉や〈夏〉だ。
ちなみに長江流域では稲作がおこなわれており、黄河周辺では粟がつくられていた。
余談であるが、わが国における渡来系弥生人の DNA は、長江文明住人のものと共通する点が多い。
ここから、古代長江河岸の住人たちは、わが国に稲作を伝達した者たちと考えられる。
および興味深い点は、黄河、長江それぞれの付近から発掘された人骨を、DNA鑑定した結果である。
長江の住民たちはモンゴロイド、すなわち黄色人種だったが、黄河住人はコーカソイド、つまり現在の白人だった点だ。
長江文明は BC 2,200 年ごろには衰退しているが、黄河文明はその後、王朝を変えながらも存続している。
この点から、長江や黄河における武器などの遺跡や、古代中国から残る伝説などを解析すると、前史時代の中国とは、以下のようなものだと考えられる。
まず黄河に先んじて、長江付近にモンゴロイドたちの集落があった。その後、黄河近辺にコーカソイドたちが住みついた。
コーカソイドたちは金属製の武器をもっていたので、それを使い長江住人たちをひんぱんに襲い、略奪をくりかえすようになった。
やがて戦争では黄河住人たちが勝ったが、彼らは数に勝る長江住人たちに子孫を生ませた。
その結果、遺伝的に長江住人たちの血がおおきく残ったので、現在の漢民族、すなわち当時の黄河住人たちは黄色人種となっていった、というものである。
この人種の交配は、2,000 年ほど前に完成した。
この説は、歴史的に世界中どこにいっても好戦的かつ支配者的にふるまうコーカソイドの性格と、中国語と印欧語との文法上の類似などを鑑みれば、説得力がある。
黄河と長江
中国文明の特質
現代の地点から見て、四大文明のなかにあって、もっとも特徴的に思われる黄河文明の性質は、以下の 2 点である。
まずは黄河文明時代における国家体制や社会のあり方が、現代の中華人民共和国のそれに対し、ほぼそのまま当てはまること。
もう一点が、中国人の変わらない現世主義である。
3,000 年にわたり中国は支配国家を変えてきたが、分裂期であれ統一期であれ、つねにその国家体制は〈アジア的専制〉であった。
殷や周と、現代の中華人民共和国を比較すれば、本質的に変わったことは、公式に奴隷制がなくなったことくらいである。
全人口のほんの一部にすぎない王とその一族だけが専制をほしいままにし、残りの民衆はすべて王の隷属状態に置かれる。
王とその氏族だけが“自由”である。
またその“自由”も、「何ものにもとらわれず、行動すること」ではなく、「自分の恣意や欲望のままに、人民支配を私物化する」ものである。
ここを理解するのに重要なのは、“天”という概念である。
“天”とは、一定の正当性があれば、だれでも国を支配する権利があると考える思想だ。
またここから、支配者はその正当性が失われば、別の統治者にとって変わられても、文句は言えない。
つまりは徹底した「弱肉強食」の思想である。これを〈易姓革命〉という。
もちろん国を治めるにあたっては、“正義”という大義名分が必要となる。しかしその正義は、いかようにも恣意的な解釈が可能である。
ならば現王朝に不満があれば、大義を挙げ仲間がいさえすれば、だれでも天下をとっていいのだ。
そして“天”を握れば、万民を好きにあつかう権利が得られる。
ここから言えることは、中国の政治思想とは、「平等であるが、自由でない」ことだ。
なぜなら君主になれるのは一握りの人間であり、それ以外の民は服従を強制される。
またその支配者にしても、いつ自分の寝首をかかれるかわからないからだ。
中国文明の非宗教性
このように単純な支配原理が成り立つ中国では、本格的な宗教が生まれようがない。
それはまず第一に、そうした厳しい社会にあっては、「神と人間」について深く考察するゆとりがないからだ。
またそれ以上に、“天”という素朴な概念により支配と被支配の関係が成り立つならば、それをさらに高め、宗教として体系化する必要もないからである。
なぜなら、宗教がもつ機能とは、以下の二つしかないからだ。
@ 社会体制の維持
A 個人の救済
このほかにも、「世界がどのように創られたかの説明」というのもあるが、これは上記2 点にふくまれる。
なぜなら宗教とは、支配者の側に立てば、「自分は神の、地上における代弁者」という立場を正当化するものである。
ならば“天”という素朴な原理によりその地位が保証されるならば、それをさらに強化しなくてもいい。
また「世界の由来」という疑問は、ある程度、時間的、経済的に恵まれた者だけがもてるものである。
中国のような苛烈な地では、民衆はそのような問いかけをする余裕がない。
そうしたわけで中国とは、徹底して“宗教性”をもたない国である。
中国人の関心ごとは、「この世でいかに利得的に生きるか」ということにのみにしぼられる。
現代中国がまかりになりにも GDP 世界第 2 位の大国に成長できたのも、そうした中国人の性質によるものである。
宗教的な縛りがないことが、現代社会で経済活動をするにあたり、プラスに働いているのだ。
宗教をもたないことの限界
ところが、おなじ「宗教をもたない」人間であっても、以下の二人は別人種である。
それは「最初から宗教をもっていない者」と、「かつては宗教を信仰していたが、現在では合理主義に目覚め、宗教を克服した者」である。
前者は中国人、後者は一部の欧米人や日本人である。
人類の歴史上、宗教と社会制度や学問は、相互に関与することで、互いに発展してきた。
ならば「宗教をもたない」ということは、元来的に宗教により高められるべき社会の体制や学問が、発達しなかったということでもある。
そのため中国は、現在でも民度が非常に低く、“民主主義”がまるで根づかない。
また近代以降の中国は、世界を牽引できるような学問や政治・経済の原理をまったく生んでいない。
黄河文明期の中国では、占いや魔術がさかんにおこなわれた。さらに中国人は、黄河文明期だろうが現代だろうが、非常に迷信深い。
黄河流域で発見された、占いに使われたと思われる甲骨
こうした行為や心情は、「前・宗教段階の」未開民族に多く見られるものである。
というのは、宗教とは「信仰の体系」を意味するからである。
宗教が体系立つとは、神、もしくは神々、および現世と来世の位置が定型化され、神話や教条や儀式が一定に整えられ、かつ聖典がしっかりと編纂られることを指す。
ところが中国人の信心は、黄河文明時代だろうが現代だろうが、「体系化」されるに至っていないのである。
その証拠に、中国には歴史上において、国を代表する“神”、もしくは“神々”が現れたことが一度もない。
たとえば道教の神々にしたところで、それらは伝説上の王たちや自然現象、動物などを単純に神格化させただけのものである。
また中国独自の思想からは、「天国と地獄」の概念がまるで見つからない。
あるのは、道教に見られるような「不老不死」や〈桃源郷〉の観念だけである。
桃源郷 イメージ
借用元 http://www.hisuinosato.com/back_number/cat9/index_7.php
不老不死とは、できるだけ地上に長くとどまり、可能なかぎりの快楽を享受することを理念とする。
黄河文明を見てわかることは、中国という国やその国民の基本原理が、何千年経とうが変わらない、という点のみである。
またこの点は、西洋や日本とはおおきく異なる。
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