「何が」ではなく「なぜ」を、「歴史用語の多さ」ではなく「その関係性」を大切に。

古代−人類の生誕から、物心がつくまで 古代−人類の生誕から、物心がつくまで

古代−人類の生誕から、物心がつくまで記事一覧

@人類の誕生 サルからヒトへー進化の仮説と、宗教の起源

◯もっとも強い者が生き残るのではなく、もっとも賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。−ダーウィン

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A農耕、牧畜、言語の起源-文明の産物は、どのように生まれたか

◯地はあなたのために呪われ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る―<旧約聖書>『創世記』三章 17節

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Bメソポタミア文明の、近現代史学における位置づけ

◯精神の光と、したがってまた世界史とはアジアにはじまった―ヘーゲル『歴史哲学』

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Dインダス文明とカースト制度-現代インドへどう影響したか

◯人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない−キケロ

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E黄河文明-質的発展なき中国文明・文化の興り

○曰く、敢えて死を問う。曰く、未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん−『論語』(弟子が孔子に、死について尋ねた。孔子はそれについて、「自分はまだ“生”もよく知らないのだから、"死”などわかろうはずもない」と答えた。)

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F古代ペルシャ-史上初の国際的国家-発展と自由の文明

○われわれは自分の欠点は棚にあげて自分を愛しているのだから、友人も自分同様に愛すべきである―キュロス2世

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G古代ギリシャ史を、人間の認識成長に当てはめれば

○人間はポリス的動物である―アリストテレス

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G古代ギリシャ-西洋世界が史上はじめて、東洋帝国を破る

 ここで世界史的観点から、古代ギリシャにおける〈ポリス〉成立ががもつ意味を考察する。 まず第一点は、言うまでもなくポリス〉における直接民主制は、近代デモクラシーの原点となったことである。現代の世界において、ある国が「近代国家」を自称するならば、「民主的であること」が大前提である。 近代国家の思想的バ...

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H哲学の登場-哲学発生の条件は? 直観から論理への転換

○すべての人間は、生まれながらにして知らんことを欲すーソクラテス

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H〈真・善・美〉の意味と、ソクラテスの登場-真理とは?

 紀元前 4 世紀、アテネにソクラテスという哲学者が現れた。一般的に哲学史においては、古代ギリシャ哲学は「ソクラテス以前・以後」と解釈される。 それほどまでに、ソクラテス出現のインパクトは大きかったのだ。 ソクラテスの偉大性は数多くあるが、ここにすべては挙げられない。 だが彼のもっとも偉大な業績とは...

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H哲学の歴史的意義-プラトンからアリストテレスへの発展

 ソクラテスの後に登場するのが、ソクラテスの弟子、プラトンである。さらにプラトン後に現れ、ギリシャ哲学を集大成させたのが、プラトンの弟子、アリストテレスだ。それぞれの哲学体系を見ていく。 まずプラトンは、師ソクラテスがおこなった対話を書物にし、また弟子たちとの対話をつうじて真理に至ろうとした。 プラ...

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Iアレクサンダー大王の帝国 とヘレニズム世界の完成・膨張

○人類は、一人の親から生まれた子のようなものだ―アレクサンダー大王

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Iヘレニズム文明・文化-古代西洋文明・文化の絶対的基盤

 ではヘレニズム時代とは、当時の人々にどのような精神的影響をおよぼしたか?  これは人類史上初の、〈世界市民〉という概念をもたらしたことが挙げられる。 21世紀の今日では、〈グローバル社会〉などという言葉があるように、人類はすべて「地球はひとつ」という観念をもっている。 現代ではたとえ山岳の僻地に住...

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Jローマ帝国の勃興と成立-現実化された古代的国際帝国

○すべての道はローマに通ず―ラ・フォンティーヌ

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Kキリスト教の誕生と、教団の形成−最強の観念、思想集団へ

〇また主に連なり、主に仕え、主の名を愛し、そのしもべとなり、すべて安息日を守って、これを汚さず、わが契約を堅く守る異邦人は―わたしはこれを聖なる山にこさせ、わが祈の家で楽しませる、彼らの燔祭と犠牲とは、わが祭壇の上に受け入れられる。わが家はすべての民の祈の家ととなえられるからである―<旧約聖書>『イ...

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Kキリスト教の本質を、律法と異邦人へのあつかいから見る

 さて、キリスト教と、その母胎であるユダヤ教を比較した場合、前者は世界宗教、後者は民族宗教ということになる。 キリスト教はあらゆる民族を受け入れるが、ユダヤ教はユダヤ人だけのものである。 正確に言えば、ユダヤ教に改宗さえすれば、だれでもユダヤ人になれるが、ユダヤ教が民族宗教であることには、違いない。...

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Kキリスト教の矛盾と実態と核心-教父たちによる正当化

 ところでキリスト教が教団化されるにあたり、恐るべき矛盾が発生した。 まずイエスにしろパウロにしろ、“現在”を以下のように説明した。 「いまは〈最後の審判〉を、世界が待っているときである。〈審判の日〉は、もう戸口まで来ている」。 それならば、“現世”において教団が大きくなっていくのは、おかしいではな...

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Kキリスト教における最重要概念、〈三位一体〉とは?

 現代では〈三位一体〉という語は、政治や経済の分野でも、日常的に使用されるようになった。 だがこの語はもともと、キリスト教由来の言葉である。 歴史的経緯から述べると、ローマ時代において「イエス・キリスト」こと「ナザレのイエス」を、どのようにあつかうか、という問題が存在した。 はたしてキリストは「神そ...

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Kキリスト教における異端者たちの運命-邪教とは?

 言うまでもなくキリスト教教団とは、はじめから現在のかたちで存在していたわけではない。 イエスの死から古今東西の思想や宗教が入り混じり、その多くは異端として歴史から排除されていった。 ここでは、そうしたキリスト教の流派を紹介する。 まずは〈グノーシス主義〉である。 グノーシスには多くの宗派があるが、...

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Lローマ帝国の繁栄と衰退、分裂-その根因は一つ

◯一切の古代史は、いわばひとつの湖に注ぐ流れとなってローマ史の中に注ぎ、近世史の全体は、ローマ史の中から再び流れ出るということができる−ランケ(ドイツの歴史学者)

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M古代インド-ウパニシャッド哲学に見る、インド人の思考法

○あなたの瞳を欺瞞の世界よりそらしなさい。自分の感情を信頼するのをやめなさい。感情はうそつきです。あなた自身の中に、個を排したあなた自身の内側に、永遠の人を探し求めなさい―ブッダ

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M古代インドで仏教はなぜ誕生し、消滅したか?

 紀元前 6 世紀ごろ、伝説によると王子として生まれたゴータマ・シッダールタ(以下 ブッダ)は、「生・老・病・死」がなぜ存在するのかに悩み、29 歳で出家した。 ブッダは様々な修行の末、ついに“悟り”を開き、弟子たちに教えを授け、80 歳で入滅(死去)した。 ブッダの死後、仏教には教義に様々な解釈が...

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M古代インドで生まれたヒンズー教が、なぜ現代の主流に?

 インド社会には、グプタ朝時代(4 世紀初頭〜 6 世紀半ば)に、ヒンズー教が登場した。 これは別のページで語ったことだが、結果だけ述べるのであれば、ヒンズー教は仏教とじつに対照的なあり方を見せた。 すなわち現在、仏教は東アジア、東南アジア全般に広がったかわりに、本国インドではほぼ姿を消した。 それ...

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N諸子百家と中国文明・文化の本質-量が質へと発展しない

◯子、怪力乱神を語らず (孔子が言った。私は道理を超えるような不可思議なものについては、語らない)― 論語

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N儒教は宗教か? 孔子が神も来世も説かなかった理由

 諸子百家には、様々な個性的な人物がいる。しかしここでは現代、およびわが国にまで影響のある人物と思想のみを紹介する。 この時代における思想は、基本的に儒教と道教が二大流派であり、後代まで思想の継承者が現れたのは、ほぼこの二大学派のみと言っていい。 そうしたわけで、まずは儒教と孔子について述べる。

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N道教に見る中国人の価値観-徹底した現世ご利益主義

 ここで儒教とならび、諸子百家の時代に生まれた、中国を代表する思想である〈道教〉について述べる。 道教の創始者は、孔子と同時代人である〈老子〉だと言われるが、この老子が実在の人物かどうかは、いまだ不明である。 くわえて老子の思想を後継した〈荘子〉という人物も、BC 4 世紀ごろに存在したとされる。だ...

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N孫子兵法の革新性と近代性-なぜ古代中国に生まれたか?

 この項目の最後に、現在の国際社会や日本で根強い影響力がある諸子百家のひとりとして、孫子とその兵法について述べる。 まず「孫子の兵法書」は、2,000 年以上前の書物であるが、これは近代戦にも充分すぎるほど、対応が可能なものである。 伝説によると、かのナポレオン・ボナパルトは、『孫子』をつねに懐中に...

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O秦と前漢-統一国家の登場が、東アジア世界にもたらしたもの

○天下が戦に苦しむのは、諸侯があるからだ―始皇帝

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P後漢の滅亡が意味する、古代社会の世界史的終焉

○天に二日無く、地に二王無し―礼記

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Q遊牧・騎馬民族の活動-前近代社会の最強部族たち

○国家というものは人の集合体…領域の概念……前者が遊牧の騎馬民族の考えであり、後者が農耕民の考えである。この両者は明確に対立し、決して融和しない。―栗本慎一郎『ゆがめられた地球文明の歴史』

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R古代アメリカ大陸文明 -アメリカ先住民たちの活動と社会

○最初にインディアンがいた。元気も創意も文化もない劣等人種―スタインベック『エデンの東』

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Rアメリカ先住民たちの、近世以降の運命−融合か隔離か

 ここで南北アメリカ大陸で栄えた文明が、なぜすべて滅びたか、理由を見てみる。 結果だけ述べるならば、インカ、アステカ文明は、スペイン人の入植により滅ぼされた。 また北米インディアンたちは、イギリス人やスペイン人に虐殺された。 実際にアメリカ大陸を蹂躙した西洋人のやり方は、残虐を地で行くむごたらしさで...

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S縄文時代-縄文人の生活、社会、実態−国家はあったか?

○日本列島の土着の縄文人と新来の人々は、決定的な衝突を差避け、融合と共存を選択していったと考えられるのだ―関裕二

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S弥生文明の成立が、日本に稲作、疫病、戦争をもたらした

 このページでは、わが国に稲作が伝わったことによる影響、およびその結果、生まれたものについて述べる。 前述したように、稲の栽培自体は、3,000 年ほど前から本格化した。弥生時代とは一般に、その稲作が日本に定着した時代を指す。稲作伝来の正規ルート借用元 http://gogolesson.jugem...

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管理人 水無川 流也